お家で過ごす時間が増えてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
今日は、お家で栽培できる、しいたけ栽培キットをご紹介します。
1週間ほどで、肉厚でプリプリなしいたけが、自宅のリビングで収穫できますよ。
お子さんの食育にもオススメです。
しいたけが苦手な子も、自分で育てたら食べられるかもしれません。
こんな感じで育ちます |
自宅で手軽に楽しめる、しいたけの菌床栽培
しいたけは自宅で栽培できるって、ご存知ですか?
私はSTAYHOME期間があまりに暇だったので、「しいたけ栽培セット」を購入してみました。
3年前くらいにも2回ほど購入したことがあるので、今回で3回目のリピート購入です。
しいたけ栽培セットの紹介
私がいつも購入しているのは、こちらのしいたけ栽培セット。
おがくずの塊のような原木に、すでに菌糸(キノコの種のようなもの)がついた状態で販売されています。
詳しい説明書もついてきますので、それに従ってお世話をします。
- 栽培ブロック(おがくずの塊のような原木)
- 説明書
- 栽培袋
*栽培袋よりも栽培容器を使用した方が、観察しやすいし、失敗しにくいと思います。
栽培容器については後述しています。→栽培容器はあった方が育てやすい
おすすめの理由
3回もリピート購入している私が考える、しいたけ栽培のおすすめ理由をご紹介します。
成長にスピード感があり、楽しい!
栽培容器を覗くたびに、ニョキニョキ成長している様子が確認できます。
また収穫まで1週間というスピード感は、飽き性な私でも楽しめます!
我が家には子どもはいませんが、子どもと一緒に栽培したら楽しいだろうなぁといつも思っています。
リビングで観察できるので、苦手な虫との遭遇がない
家庭菜園だと、うっかりお水をあげ忘れたり虫がついたり…
しいたけ栽培はリビングで観察できるので、苦手な虫と遭遇することはありません。
食べきれないほどの収穫と新鮮な美味しさ
商品到着からさほど手間をかけずに、栽培をスタートすることができます。
収穫量は、2人家族では食べきれないほどの量!
採れたて新鮮なしいたけは、シンプルな料理でも旨味がジュワッと出てきて、本当に美味しいですよ。
栽培にあたっての注意点
栽培場所は直射日光の当たらない場所でしたら、どこでも大丈夫です!
ただし理想的な栽培温度が「昼間は20度以上、夜は18度以下」なので、真夏と真冬は栽培に注意が必要です。
私は春先と秋に購入したことがあります。
ちょっと寒いかなという日は日中はリビングに、夜寝るときは玄関ホールに置いておきました。
寒い地域の方は、商品が届いたときの段ボールの中に入れておくと、温度が保たれると思います。
栽培容器はあった方が育てやすい
こちらの商品は【栽培容器のついているタイプ】と、【ついていないタイプ】があります。
栽培容器のついていないタイプを購入すると、栽培袋(大きめのビニール袋)で育てることになります。
私は3回この商品を購入していますが、一度目に栽培袋で育てた時は、失敗してしまいました。
たぶん水のやりすぎかと思うのですが、ビニールに接していた部分からしいたけが腐ってきてしまいました(汗)
ですので、初めて栽培される方は特に、栽培容器付きのタイプを購入することをお勧めします。
(別売で【栽培容器のみ】も販売されています。)
ちょっと大きいですが、ビニール袋よりもリビングに違和感なくなじみ、観察もしやすいと思います。
お世話は簡単!1週間程度で収穫できます
届いたらすぐに栽培を開始しましょう!
放置すると、袋の中でしいたけが育ってしまいます。
まずはざっと洗う
栽培ブロックを袋から取り出し、水をかけます。
私は台所のシンクでざっと洗いました。
原木を半日程度浸水させる
大きな鍋やバケツに、原木を沈めます。
はじめはすぐに浮いてきてしまいますので、重い大皿と2Lのペットボトルを落とし蓋の要領で上に乗せ、全体を浸水させました。
栽培容器にセット
栽培容器(もしくは栽培袋)に入れたら、直射日光の当たらない場所に置いて、完了!
温度管理だけお気をつけください。
お世話は簡単。霧吹きで水分を与えます
毎日1〜2回、霧吹きで全体的に水分を与えます。
2日目には、しいたけの傘の部分にあたるふくらみが見えてきます。
4日目には、すでに小さいしいたけがニョキニョキと!
このスピード感には、お子さんも飽きずに楽しめるかと思います。
1週間程度で収穫できます
6日目には、初めての収穫ができました。
1回目の収穫から1週間くらいの間に3回収穫し、全部で83個のしいたけがとれました!
収穫のポイント
収穫のポイントは、タイミングです。
傘が開き切る前に、収穫しましょう。
「もう1日待ったら、もっと大きくなるかも…」という気持ちも分かります。
しかし、傘が開き切ってしまうと、肉厚さに欠けたしいたけになってしまいます。
食べきれなかったら冷凍保存できます
1週間で83個のしいたけが収穫できた我が家ですが、2人家族では食べるスピードが全然追いつきませんでした(笑)
しいたけに限らず、キノコ類は冷凍保存が可能です。
食べきれないほど収穫できたら、細切りや四つ切りにして、生のままジッパー付きの袋に入れて冷凍してしまいましょう!
軸の部分も根元だけ捨てて、小さく切って、一緒に冷凍してしまって大丈夫です。
凍らせるとしいたけの繊維が破壊され、干し椎茸を使った場合と同じような出汁がでるそうですよ。
我が家は、凍ったまま味噌汁の具に使います。
しいたけ料理の簡単なレシピ
自宅のリビングで、家族のみんなに見守られながら育ったしいたけ。
最後は美味しくいただくことにしましょう。
簡単にできるレシピをご紹介します。
まずはシンプルにしいたけステーキ
私のお勧めはシンプルに「しいたけのステーキ」です。
新鮮だからこそ、噛んだ時にジワッとしみ出すしいたけエキスが、もうたまりません!
- 採れたしいたけ
- 岩塩(普通の塩でもOK)
- お好みでしょうゆや七味唐辛子、ブラックペッパー
1)採れたしいたけは、軸を切り落とします。
(切り落とした軸は、味噌汁やスープに入れてしまうのがオススメ)
2)アルミホイルをしいたトースターに、茶色いカサを下にしてならべる
3)トースターを800Wで6分にセット
4)3分経過したら、塩をふる(岩塩だと、なお美味しいです)
5)6分経過したら、お好みで醤油をタラっと。七味唐辛子やブラックペッパーを振ってもおいしいです
傘が開いてしまったしいたけは、チーズ焼き
ちょっとひ弱な感じのしいたけや、収穫のタイミングを逃して傘が開いてしまったものは、チーズ焼きが美味しいです。
おつまみにも最高ですよ♪
- 採れたしいたけ
- とろけるチーズ
- しらす
- 大葉(千切り)
焼く手順は上記のしいたけ焼きとほぼ同じです。
4)の塩をふるタイミングで、塩のかわりに「とろけるチーズ」と「しらす」と「大葉」を乗せます。
しょうゆや七味唐辛子はお好みでどうぞ。
肉厚しいたけは肉詰めもオススメ
1日目に収穫できるシイタケは、育つ勢いもよく、肉厚なものが多いと思います。
傘がクルンとなった状態で収穫できたものは、肉詰めにするのがおすすめです。
こちらのレシピで作ってみましたが、とてもおいしかったです!
おわりに
今日はお世話が簡単な「しいたけ栽培セット」をご紹介してみました。
自宅で過ごす時間が増えたり、家族が揃って家にいる今だからこそ、みんなで成長を見守れる「なにか」があると、生活に潤いが出てくるのではないかと思います。
しいたけちゃん、育ててみませんか?
なかなか、可愛いくて、そして美味しいですよ。