みなさん、来年の手帳はもう購入されましたか?
来年に向けて、期待を込めて購入した、まっさらな手帳。
いきなりペンで文字を書くのは緊張しますよね。
今回は、私が実際にやっているカスタマイズ=「手帳の下ごしらえ」を紹介したいと思います。
新しい手帳を自分仕様にするとともに、使い始めの緊張感をほぐす効果があると思いますよ。
- 真っ白な手帳を前に、どう書き始めたらいいか迷っている
- ほぼ日手帳weeksを快適に使いたい
- 購入した手帳を一日も早く使い始めたい
ズボラかつ繊細な手帳好き。生活に暦を取り入れ、ごきげんな毎日を目指しています。
大学時代から使ってきた手帳は数知れず…
新製品を見れば買い漁っていました時代もありましたが、最近は気に入ったアイテムを長く使っています。
ほぼ日手帳weeksの使い方について、雑誌ESSEに掲載されました。
誌面の一部はこちらでご覧になれます。
▶︎手帳の効率が120%アップする使い方。家事にも余裕が生まれる-ESSE online-
取材を受けた感想や誌面の解説はこちら!
手帳を購入するための吉日と2022年版の気になる手帳事情について書きました。
【2023年秋冬版】新しい手帳を購入するべき最強開運日とやることリスト
手帳の下ごしらえって?
手帳って、なにも書いていない真っ白な状態だと、どう書き出せば良いか緊張しませんか?
いきなり失敗したくない!(汗)
それに購入してから使いはじめるまで、数ヶ月の期間がある場合もありますよね。
今回ご紹介する「ほぼ日手帳weeks」の場合、発売開始は例年9月のはじめ。
ウィークリーの使いはじめは12/1が含まれる週ですから、使い始めるまで3ヶ月近くあります。
この期間を使って、少しずつ手帳を自分の使いやすいように工夫しましょう、というのが「手帳の下ごしらえ」です。
ほぼ日手帳weeksについて
私が毎年「家事手帳」として使用しているほぼ日手帳weeks。
ほぼ日手帳全体でのユーザーは、世界で85万人!(2019年版の販売数)
(参照:世界中で85万人が使う「ほぼ日手帳」2020年版は99種類。月間ノート手帳「day-free」も新登場!)
人気のある手帳ですし、品質は折り紙付きです。
しかし、(誰にとってもそうですが)私にとって、使い勝手が100点満点なわけではありません。
そこでほぼ日手帳を購入したら、使い始める前に、自分なりにカスタマイズします。
これで手帳の機能が120%upします!
手帳の下ごしらえその1:文具を使ってカスタマイズ
ほぼ日手帳weeks特有の弱点を、文具をプラスすることで使いやすくします。
これが「手帳の下ごしらえ」期間におこなう1つ目の工夫です。
- 「日々の言葉」エリアを有効活用
- 見返し(表紙や裏表紙をひらいたページ)を付箋スペースに
- 新月満月マークをわかりやすく
ほぼ日手帳には「日々の言葉」が掲載されています。
解説8 日々の言葉
weeks / 表紙と基本仕様 – 全タイプ解説 – ほぼ日手帳 2021より引用
「ほぼ日刊イトイ新聞」のコンテンツの中から、weeksのために選りすぐった言葉を、1週につき1つ掲載しています。
短い文章ながらハッとさせられる言葉も多く、読み物としてとても楽しいコーナーです。
またほぼ日手帳シリーズのすべての商品にも掲載されていることから、「日々の言葉」はほぼ日手帳の大切な特徴のひとつかと思います。
しかし、
日々の言葉があるから、記入スペースが狭くなる
という問題もあるようです。
お言葉エリア問題はマスキングテープで解消
そこで、私はこちらのマスキングテープを貼ることで、記入エリアを増やすことにしました。
マスキングテープの上に文字を書くので、Marksの「水性ペンで書けるマスキングテープ・ミシン目入り」が使いやすいと思います。
- 水性ペンでも顔料インク(シグノなど)でも書ける
- 「日々の言葉エリア」にサイズがちょうどいい
- 使い終わったら、きれいに剥がせる
このマスキングテープ、剥がせるというのもポイントです!
私は「日々の言葉」も読みたいタイプなので、TODOが全部消化されたら、マスキングテープは剥がすことにしています。
剥がすのはちょっとコツが必要ですが、手帳の下部だけ分厚くなることも防げます。
▼最近はこちらのmizutamaさんとのコラボマスキングテープがお気に入りです。
未来の自分へのリマインダ
このスペースには
この週のどこかでやるTODO
ことを記入しています。
手帳の下ごしらえをしている間にを過去の手帳を参考に、下記の内容を記入してしまいます。
- 税金や保険の支払い予定
- 歯科検診の予定
- 記念日やプレゼント関連の予定
未来の自分に対して「そろそろコレを用意するんだよ〜」というリマインダを仕掛ける感じです。
私はあとで見返す必要のない、お買い物メモなどは付箋に書いて、見返し(表紙や裏表紙を開いたページ)に貼っておきます。
しかし、ほぼ日手帳weeksの見返しは、付箋が剥がれやすい材質なんです…(涙)
たぶんこのデザインパターンのプリントが原因かと思います。
解説9 HOBOパターン
weeks / 表紙と基本仕様 – 全タイプ解説 – ほぼ日手帳 2021より引用
見返しには「HOBO」の文字を一面に散りばめたデザインパターンをプリントしました。
そこで前後の見返しに幅広の透明テープを貼ることで、付箋を剥がれにくくしました。
見た目にはほぼ変化はありませんが、使い勝手はグッとよくなりました!
▼私が使っているのはこちらの透明テープです。
付箋に書いてあるお買い物メモの内容は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
私は月の満ち欠けを、生活に取り入れています。
ほぼ日手帳weeksにも、新月と満月の表記はあるのですが、いつもどちらが新月マークなのか分からなくなってしまいます(汗)
そこで数年前からは、自分で決めたシールを貼ることにしました。
- 新月には★シール(新月は月がみえなくなり、星がたくさん見えるから)
- 満月にはニコちゃんマーク(丸々とした月をイメージ)
自分で決めたシールなら、「あれ、どっちだっけ?」と迷うことはありません。
こんな5ミリ径のシール
がおすすめです。
ここからは、手帳の下ごしらえをしながら、書き込む項目をご紹介します。
- 年間インデックス=食品や料理の記念日
- 年間カレンダー=縁起の良い日にマークをつける
- 個人情報を記入する
- 線を引いてエリアに分ける
年間インデックスには、食品や料理の記念日を書いています。
献立の参考になるんですよ!
食べ物の記念日は食材の旬をもとに設定されていることも多く、食事のメニューが思い浮かばない日に助けられています。
年間インデックスの上部には「毎月ある記念日」、カレンダー部分には1年に1回しかない「○○の日」を記入しています。
- 12日 パンの日・豆腐の日
- 13日 一汁三菜の日
- 15日 中華の日
- 17日 いなりの日
- 18日 コメの日
- 23日 天ぷらの日
- 24日 削り節の日
- 27日 ツナの日
- 29日 肉の日
- 30日 味噌汁の日
記念日の情報は、こちらのサイトを参考にしています。
今日は何の日?食べ物編
私は縁起を担ぐタイプなので、年間カレンダーには縁起の良い日をマークしています。
このページを見て、新しいことをはじめたり、購入した品物を使い始める日を決めます。
- ピンクのマーカーは「天赦日」
- ピンクの丸は「一粒万倍日」
- ピンクの丸と青いマーカーは「一粒万倍日+大安」
縁起の良い日は愛用の暦で確認しています。
暦を使って暮らしにメリハリを!手帳好きがオススメする暦「ゆうきこよみ」自分の名前、住所、電話番号を書きます。
次に連絡先リストに、夫の名前や電話番号を書きます。
もし私が事故に遭って意識不明になった場合に、この手帳をみつけて夫に連絡してくださる方がいますように!と願っています。
私は左ページは下記の3種類の情報をを記入しています。
あらかじめ手帳を使い始める前に、線を引いてエリアを分けます。
家事 | 外出予定 | 献立予定
線を引く作業はまとめてやったほうが楽だよ!
この線をひく作業は、フリクション(消せるボールペン)を使用します。
消せないインクのペンで線を引いて、インクが乾かないうちに、定規で擦ってしまったら…
来年に向けてのテンションが、ダダ下がりですから(涙)
おわりに
手帳の下ごしらえについてご紹介してきました。
ちょっとボリュームのある記事になってしまいましたが、参考になりましたでしょうか?
私にとっての手帳の下ごしらえは、
真っ白の手帳と向き合う緊張感をほぐす役割
があると思います。
いきなり書き込んで失敗したらイヤなので、下記の順で書き込みをしています。
マスキングテープやシールを貼る
↓
ときどき参照するページから埋めていく
下ごしらえが終わるころには、すっかり「自分の手帳」としてなじんでくるので、その後は安心してガシガシ書き込めます。
Twitterで「#手帳の下ごしらえ」とキーワード検索すると、他にもいろいろな工夫が見つかりますので、参考にしてみてくださいね!