5月は晴天の日が多く、とても気持ちのよい季節ですね。
そんな過ごしやすい季節に、大掃除ならぬ「小掃除」に取り組んでみませんか?
この時期にピンポイントで準備しておくと、梅雨の季節を快適に過ごせますよ。
我が家の「梅雨入り前の小掃除ポイント」をまとめてみます。
私の住む関東甲信地方の梅雨入りは、平年6月8日頃です。
梅雨入り前は、「小掃除」を行うたくさんのメリットがあります。
- 晴れてる日が多く、湿気が少ない
- 気温が高いので、水を使う掃除が楽
- 汚れは気温が高いと緩むので、落ちやすい
また梅雨時期は、食材のカビや食中毒にも注意が必要です。
そこで私は「梅雨入りまで」と期限を決めて、大掃除ならぬ「小掃除」をこの時期にすることにしています。
用意したタスクを順番にこなしていくのは、ゲーム感覚でなかなか爽快ですし、リミットが決まっているので、掃除が苦手な私も頑張れちゃいます。
梅雨時期に大敵なのはカビ!
カビは下記の3つが重なると、活発に繁殖をはじめます。
- 温度→20℃から30℃が活動に最適
- 湿度→80%以上で活発に繁殖
- 栄養→ホコリ、食べ物、髪の毛などが大好物
そこで5月中に、条件のうちのひとつの「栄養」を減らしておくことで、梅雨時期のカビ対策もできちゃいます。
湿気を含んだホコリは、こびりついて落としにくくなるので、梅雨前のお掃除がおすすめですよ。
私が梅雨前にやっておく「小掃除タスクリスト」は、下記のとおりです。
(クリックで各項目へジャンプできます)
- 洋服の入れ替え
- 除湿剤の交換
- 防虫剤の交換
洋服の冬物と夏物を入れ替えます。
たくさんの「しまい洗い」の服が出ると思いますが、5月の晴天ならば洗濯機を2回まわしても、だいたい乾くでしょう。
クローゼットの中にも湿気はたまりますので、冬物をしまう衣装ケースも全部出して換気をします。
その際に除湿剤の交換も、あわせて行います。
防虫剤の交換をしたら、クローゼットのある部屋は窓を開けて、空気を入れ替えましょう。
私は締め切った部屋で寝てしまい、頭痛がしたことあります(汗)
おすすめアプリ「これ洗える?」
年に数回しか洗わないセーターやおしゃれ着。
「これ自宅で洗えるんだっけ?」と毎年タグを確認していませんか?
こんな時とても便利なのが、この「これ洗える?」アプリ。
大手生活用品メーカーであるライオンが提供しているアプリです。
もちろん無料で使えます!
使い方は直感的でとても簡単!
服についているタグと同じマークをアプリ内で選択し「OK」をタップすると…
自宅で洗濯できるかどうか、またどんな洗剤を使用すると良いかを教えてくれます。
検索履歴も保存できるので、毎年調べる必要がないのも便利です。
- フィルターの掃除
- 試運転
フィルターを取り外し、掃除機でホコリを取ってから、水洗いします。
我が家には暑がりの夫がいるため、夏のクーラーはとっても大切!
故障は命取りになりかねません(大げさ)
暑くなってから試運転をして壊れていた場合、購入設置までだいぶ時間がかかることがあるとSHARPさんも注意喚起されています。
この時期に試運転をして、故障していないことを確認しておくと安心です。
クーラーの汚れはフィルターだけではありません。
数年に一度は、プロの手でクリーニングしてもらうのもオススメです。
我が家には猫が2匹いるので、クリーニングをお願いすると、びっくりするほど猫の毛がでてきます(汗)
- 寝具を夏用に交換
- マットレスの掃除機がけ
- マットレスを干して、位置を入れ変える
- ベットの床を掃除
私は5月中にマットレスに掃除機をかけ、ベランダに干すことにしています。
マットレスを干している間に、ベットの底板を外し、床を掃除機がけして水拭きします。
そして戻すときに、頭と足の位置を入れ替えます。
スプリングはローテーションすることで、痛みにくくなるそうですよ。
寝具って意外と湿気を吸うんですよね。そしてその湿気は床にたまります。
カビの原因となる温度と湿度は対策がしずらいですが、栄養となる汚れやホコリがなければカビの繁殖を抑えられるのではないかと思います。
- コンロまわりの壁を拭く
- 冷蔵庫の棚を水洗い。まわりを拭く
- 食材の在庫総チェック
コンロ周りの壁は、この梅雨前の時期に一度水拭きします。
蓋を開けたお鍋にお湯をジャンジャン沸かしてから拭くと、熱と水蒸気で汚れが緩むので、楽に落とせますよ。
また梅雨時期の食中毒予防のため、5月中に食材の総チェックをします。
#梅雨前の小掃除 【台所の在庫チェック】
— きこ@行動の優先順位適正化中 (@kikoslog) May 5, 2021
缶詰や乾物、調味料が入っている棚を全出し!
わー、なんかいっぱいあるなぁ💦
在庫を全部書き出して、献立に反映します。
いつも買い置いているスープなどは残数が分かりにくいので、ジップロックに入れ替えておきます。#料理好きな人とつながりたい pic.twitter.com/I8NMtsblZ6
在庫チェックのやり方としては、棚ごとにしまってあるものを、とにかくノートに書き出します。
便利なアプリなどもありますが、やっぱり紙の上に書き出すことでレシピを思いつくこともあるし、組み合わせやすくなります。
- 靴箱の中の拭き掃除
- 湿気取りの交換
- たたきの水拭き
- レイングッズのチェック
我が家は玄関の近くにお風呂場があるせいで、特に靴箱に湿気がたまりやすいんです。
なるべく扉を開けて風を通したりと対策をしていますが、ときどきお気に入りの靴にモワモワとカビが生えています(泣)
靴箱の拭き掃除は、まずよく晴れた日に靴をすべて外に干します。
そして靴箱の棚板を外して、砂を落として雑巾で水拭き。
あわせて、湿気取りの交換もします。
このタイミングで冬のブーツはしまって、かわりに長靴を靴箱に。
折りたたみ傘やレインコートのチェックもします。
たたきはメラミンスポンジに水と重曹をつけてこすると、こびりついた泥汚れがきれいに落ちて、気持ち良いですよ!
- 洗い場を念入り掃除
- 換気扇フィルター掃除
- 防カビ対策
普段の掃除は湯船をメインにしているため、梅雨前の小掃除では洗い場を念入りに洗います。
また梅雨に入ると浴室乾燥機をよく使うようになるため、フィルターの掃除もマスト!
上記以外にも快適に梅雨を過ごすために、このタイミングで掃除をしておいた方が良い場所があります。
床拭き
床は乾拭きがよいとも聞きますが、梅雨前にさっぱりしたいので、水拭きをしています。
我が家には猫がいるため洗剤は使えないので、米の研ぎ汁にひたした雑巾で拭くことが多いです。
米のとぎ汁独特の変な匂いもしないし、床がピカピカになるんですよ。
床を拭いた後の水分が気になるので、湿気が少なく風のある日にやります。
猫のブラッシング
春は猫の毛が生え変わる季節。
ふだん猫が過ごすリビングや寝室は、かなり毛だらけになります。
今までは掃除機をこまめにかけるくらいで済んでいたのですが、ここ数年は猫の体調に変化が…
我が家の猫は16歳。年齢を重ねて消化器官が衰えてきたようで、毛繕いで飲み込んだ毛をうまく吐き出せないことが増えてきました。
抜け毛を元から断つため、こまめなブラッシングが必要ですね。
猫さんが出汁パックを食べてしまった時の体験記はこちら。
庭の手入れ
この時期に、草むしりと枝切りをしておきます。
梅雨前に1度スギナ退治をしておかないと、雨の恵みを受けて、奴らはガンガン成長します(汗)
夏になってからの外作業は熱中症の危険があるので、例年5月の連休前後に庭の手入れをすることにしています。
洗濯機クリーニング
洗濯槽用の洗剤を入れて、洗濯機の「槽洗浄」のボタンをポチッと。
毎月やっている家事ですが、なるべく梅雨入りの直前に1度やることにしています。
「梅雨前に小掃除をして快適な梅雨を過ごしたいけど…忙しくて全部は無理(汗)」という方は、思い切ってプロに頼るという選択肢もありますよ!
我が家の場合だと、エアコンとお風呂場と換気扇のお掃除を、数年に一度お願いしています。
例えば…
- 前回はリビングのクーラーとお風呂場
- 今回は寝室のクーラーと換気扇
プロのお掃除は費用がそれなりにかかってしまうので、お掃除の場所をローテーションさせてキレイを保っています。
このやり方のメリットは3つ。
- 年末よりもお得なキャンペーン価格
- セットプラン割引
- 手を抜ける安心感
この時期のハウスクリーニングは、年末よりかなりお得なキャンペーンをやっていることが多いです。
また年末はお掃除をお願いする人も増え、予約が取りにくいことも…
そしてキャンペーンを使いつつ、セットプランでの割引も活用します。
業者さんにもよりますが、掃除箇所を選んでセットできる場合と、「水回りセット」のように内容が決まっている場合があります。
お掃除をお願いする年は手を抜いて、お願いしない年は自分で頑張る。
そんなメリハリもつきます。
あ、あと我が家は義母が泊まりにくる年は、絶対ハウスクリーニングお願いしています(笑)
今年は家計費から、水回りのお掃除を依頼しちゃいます。
こういうメリハリが夫婦円満の秘訣だと思う(笑)
ハウスクリーニングは高額なイメージもあるかもしれませんが、一度無料見積もりをお願いしてみるのはいかがですか?
見積もりは無料だそうですよ。
我が家の「梅雨前の小掃除」についてご紹介しました。
梅雨前に小掃除をしておくと、年末の大掃除がだいぶ楽になるのもメリットかと思います。
年末は寒いし、油汚れもギュッと硬くなっているので、なかなか落ちないんですよね。
皆さんも、できるところから1箇所ずつ、一緒にやってみませんか?
鬱陶しい梅雨の季節を少しでも快適に過ごすために、頑張りましょう!